次回イベント 2025年7月

2025年7月デジタルテキスタイルアカデミー基礎編

 デジタルテキスタイルプリントは、デジタルデータを布に直接プリントする革新的な技術です。必要な分だけ生産できることに加え、環境負荷の軽減やデザインの自由度の高さなど、多くのメリットを持ち、世界的に普及が進んでいます。
 ファッションビジネス学会デジタルテキスタイル研究部会では、「デジタルテキスタイルアカデミー基礎編」として、デジタルテキスタイルの基礎を学ぶ場を企画してまいりました。今回は、デジタルテキスタイルプリントを行う上で非常に重要となる「プリントされる布」にフォーカスし、その種類や加工工程がプリントの仕上がりに与える影響について詳しく解説します。
 デジタルテキスタイルに携わっている方や、導入を検討されている方にとって、実践的な知識を深める貴重な機会となります。ぜひご参加ください。

日 時  : 2025年7月18日(金) 13:30~17:00
主 催  : ファッションビジネス学会 デジタルテキスタイル研究部会
場 所  : ZOOMウェビナーによるオンライン開催
      ※講演後一カ月間アーカイブ動画を視聴頂けます。
定 員  : 500名
参加費  :下表の通りです。
      ※2025年度( 2024年7月~2025年6月)デジタルテキスタイル研究部会員を募集しております。
       年会費は、ファッションビジネス学会員は無料、一般は3,000円です。
       この機にご入会をご検討ください。
       ご入会申し込み詳細はこちらから。

デジタルテキスタイル研究部会会員無料
ファッションビジネス学会会員無料
協賛学会、団体会員
  一般社団法人 色材協会
  一般社団法人 日本印刷学会
  一般社団法人 日本画像学会
  一般社団法人 日本繊維製品消費科学会
5,000円(税込み)
一般6,000円(税込み)
学生無料

以下URLのフォームよりお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScXXzXoiieBSvHuOqjKdO4zSnNcvh5X0KFvoAYZww2lHz93bw/viewform?usp=header
参加申込締切: 7月16日(水)

■第一講 合成繊維の基礎とデジタルテキスタイルプリントをする際の注意点  13:30-14:30
 講師  :一村産業(株)繊維資材部繊維マテリアル課課長 小野浩史
      
 講演概要:合成繊維(主にポリエステル)の基礎とデジタルプリントをする際の注意点について
 講師略歴:大木捺染入社(ハンドプリント、オートスクリーンプリント、調色、検反等)
      丸光㈱入社生地問屋で営業活動(綿布、ポリエステルの生地販売)
      一村産業㈱入社(ポリエステル生地の生産と販売)

■第二講 天然繊維の基礎とデジタルテキスタイルプリントをする際の注意点 14:40-15:40
      
 講師  : Advanced Consulting Partners代表  伊藤 高廣
 講演概要:デジタルテキスタイルは、プリンターの進化とともに躍進した。正しいがちょっと待って、それを支えるものがある、何だろうか?メディアとなる原料と織編布の準備工程、滴射インクとそれを受け止める前処理、色材の固着工程、である。本テーマ材料として、コットンを例にお話する。
 講師略歴:専門は化学(物理化学、合成、高分子)系+染色と繊維。出身は東海染工で勤務歴38年(内訳:研究開発、生産、海外、大学)。工学博士、現職はコンサルタント(技術系)で、繊維技術士会客員、加工技術誌特別エディタも務め、WTiN等と関連。

■第三講 デジタルテキスタイル用前後処理概論  15:50-16:50
      
講師  :オージー長瀬カラーケミカル(株)WIT事業室サステナ推進課 山田 竜二
講演概要:本講演では、捺染用インク用前処理として染料インク・顔料インク向けの前後処理について紹介し、加工現場、最終製品における課題と共に後処理についても紹介する。
講師略歴: 信州大学繊維学部にて染色化学を専攻。卒業後、(株)ミマキエンジニアリングで                                                   インク開発に従事。現在は、オー・ジー長瀬カラーケミカル(株)にて繊維加工の開発を行っている。