次回イベント(2025年3月)

20253 Digital Textile Conference

テーマ「ファッションデザインとアートを紡ぐ デジタルテキスタイルの可能性

 デジタルテキスタイルプリントとは、布にデジタルデータ(画像)を直接プリントする技術です。スクリーン版を使用しないことから、一点から自由な画像を布にプリントすることができます。本コンファレンスでは、この特徴を生かして、新しく生み出されるアート、ファッション、ビジネスチャンスの可能性につき最前線の情報をお伝えいたします。サンプル展示&名刺交換の時間も設けております。
 また講演会終了後に交流会を行います。交流会のみのご参加も歓迎いたします。多くの方のご参加をお待ちしております。

日 時  : 2025年3月25日(火)
      講演会 12:55 -17:20(開場12:30)
      交流会 18:00 -20:00
主 催  : ファッションビジネス学会デジタルテキスタイル研究部会
会 場  : 文化学園大学20階Aホール(A201)&スペース21(C201)*現地開催のみ
      東京都渋谷区代々木3-22-1  JR新宿駅南口徒歩8分
        会場地図:http://bwu.bunka.ac.jp/access/
定 員  :  100名
講演会参加費 :

デジタルテキスタイル研究部会会員4,000円(不課税)
ファッションビジネス学会会員4,000円(不課税)
協賛学会、団体会員
  一般社団法人 色材協会
  一般社団法人 繊維学会
  一般社団法人 日本印刷学会
  一般社団法人 日本画像学会
  一般社団法人 日本繊維製品消費科学会
  一般社団法人 日本繊維機械学会
5,000円(税込み)
一般6,000円(税込み)
学生無料


交流会 18時~20時
場所:バリラックス ザ ガーデン新宿
バリラックス ザ ガーデン 新宿(東京)レストラン
 https://pefa.jp/bali-s/
参加費 6,500円(税込み)

コンファレンス及び交流会参加申し込み
以下URLのフォームよりお願いします。
 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSca9Y6SuL05Lz-nHiqjUXSkmZneehcxbJLKXPll5pu_WfPjyQ/viewform?usp=sf_link
参加申込締切: 3月21日(金)

<プログラム>
〇オープニング 12:55-13:00

■第一講 13:00-14:00  「日本の伝統とアートと未来、デジタルの架け橋」
講師:文化学園大学 准教授 瀬藤貴史 
      
概要:アート表現として伝統的技法を用いた友禅染作品の技法解説をしつつ、伝統的な表現や伝統という存在についての考えを述べる。また、一人の伝統工芸士としての立場からデジタル技術と伝統的価値観の未来を考える。 
講師紹介:
文化学園大学 造形学部 デザイン・造形学科 染織研究室 准教授                                                       
埼玉県指定 伝統工芸士 (熊谷染 友禅染・小紋染)
富岡製糸場世界遺産登録10周年記念、企画展 Layer of time(今につづく江戸の技法)として個展が開催された。(2024年4月)          

■第二講  14:10-15:10 「Sounds of IKEBANA」を例としたデジタルテキスタイルの可能性ついて」
講師:京都大学 教授 土佐尚子   
      
概要:アーティストの観点から 「Sounds of IKEBANA」を例としたデジタルテキスタイルの可能性ついて述べる」
講師紹介:
 NYと京都を拠点とするアーティスト兼研究者
人工知能(AI)による感情音声対話で工学博士(東京大学)。
1980年代にビデオアートのアーティストとしてデビューし、ニューヨーク近代美術館に作品収蔵、芸術と科学の融合分野の研究、教育、創作に取り組み、感情や感性の可視化、禅やいけばなをモチーフにしたメディア作品などを発表してきた。
MIT Center for Visual Studies でArtist Fellow終了後、京都大学着任。2021年より、アートイノベーションとエプソンのデジタル捺染技術を融合させて「アートをまとう」のコンセプトのもと共同研究を開始。その成果を2023年9月から世界4大コレクションの一つ「ニューヨーク・ファッションウィーク(NYFW)」のランウェーで3回連続発表。2025年2月には4回目の発表を予定。 

■第三講 15:15-15:30 サンプル出展社講演「DOKKAの活動内容や振袖などプリントを活用した作品の紹介」
講師:株式会社DOKKA 共同代表 菅内のど佳、夏明豊
     
概要:オリジナルプリントの振袖、その他オリジナルプリント、詩羽さん武道館衣装のサンプル展示を実施
講師紹介:
 DOKKA vivid 夏明豊・菅内のど佳の幼なじみ2人によるZ世代デザイナーユニット。
「Spice for your life」をコンセプトに、人生のSpiceとなるようなカラフルで刺激のあるアイテムを提案し独自の世界観をつくりあげる。
大阪文化服装学院在学中にブランドを設立。翌年Asia Fashion Collectionにてグランプリを獲得し、2022年のNYコレクションに参加。
2024年3月には「水曜日のカンパネラ」詩羽の日本武道館ライブ衣装をすべてデザイン製作した。   

〇コーヒーブレイク&名刺交換&サンプル見学(スペース21) 15:30-16:15

■第四講 16:15-17:15 「DTFプリンタ最前線~最新技術と新たに生み出されるアートプリントの可能性について
講師:(株)松井色素工業所 国際部課長 松井朋哉
     
概要:DTFプリンターの基礎からパウダーレス最新技術、米国のDTF最新動向、ワークショップから生み出されるアートプリントの可能性ついて
講師紹介:
 Tシャツプリント向け顔料をアメリカマーケットで販売、DTFの勢いが世界中で盛り上がる中、                                                 
  「アート×ワークショップ×DTF」に可能性を感じ、新しい形でのワークショップクリエーターとしても活動 
    
〇クロージング  17:15-17:20

<ご参考>
前回(2024年8月Digital Textile Conference)の開催レポートはこちら